千葉県環境生活部自然保護課Chiba Biodiversity Center生物多様性センター

第20回企業と生物多様性セミナー 生物多様性とSDGs

第20回企業と生物多様性セミナー
生物多様性とSDGs

– セミナー報告 –
会場:千葉県立中央博物館 講堂

日時:平成30年3月14日(水)13時30分~16時

主催:千葉県自然保護課・千葉県経済協議会・千葉県環境保全協議会

参考:チラシ兼申込書(pdfファイル:563KB)

セミナーの様子


講演 : 生物多様性を守らずにSDGsは達成できるか?


   (株)エコロジーパス
   取締役 北澤 哲弥氏

   
   - 講演内容 –    
 SDGs(持続可能な開発目標)は、人間および地球が持続的に繁栄していくために設定された目標です。193か国が署名し、発展途上国だけでなく先進国や企業も主体的に取り組むことが求められる世界共通の目標となっています。SDGsには、貧困や飢餓といった国連がこれまでに重視してきた問題だけでなく、環境や人権、パートナーシップに至るまで、多岐にわたる項目が17の目標に包括されていることが特徴です。生物多様性に直接関わるのは、「目標14 海洋の保全」と「目標15 陸域の保全」と言われています。しかし、これらの目標に取り組むだけでは生物多様性の保全を達成することはできません。SDGsの各目標は相互に影響を与え合っており、この「相互依存性」に注目して活動を進めなければ、本質的な課題解決に至らないからです。例えば、健康的な生活を確保する(目標3)ためには、食料生産を支える農地の地力や水の量と質を保つ周辺地域の生態系サービスを健全に保つ(目標6、15)必要があります。すなわち、生態系や水といった環境に関わる目標は、社会的経済的な他の目標を下支えする役割を持つと言えます。こうしたSDGsの特徴を活かせば、自社が生物多様性保全に取り組む理由を明確なストーリーとして描くことができます。ESGによる企業評価が主流化している現在、説得力を持った情報公開ができることは、企業にとって大きなメリットです。本セミナーでは、SDGsと生物多様性の関係、SDGsの特徴を活かした活動の組み立て方などについて紹介いたします。
参考:配布資料(pdfファイル:3.2MB)


企業の事例紹介


○報告1
株式会社 京葉銀行 成長戦略推進部 コンサルティング営業グループ
  次長 常世田 晃氏
   『千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」の取り組みについて』

 千葉大学との連携事業の概要や地方創成・町おこしプロジェクトについて報告した。
参考:配布資料(pdfファイル:0.8MB)

○報告2
公益財団法人 日本生態系協会
  佐山 義則氏
   『生物多様性をすすめる人材育成について』

 ビオトープ管理士やこども環境管理士について概要と資格取得後の活躍の場などを報告した。
参考:配布資料(pdfファイル:0.8MB)

○報告3
株式会社フジクラ CSR推進室
  室長 宮田 裕之氏
   『生物多様性確保の取り組み~フジクラ 千年の森~』

 会社概要や生物多様性を確保する活動を実践している木場千年の森、佐倉千年の森でも活動などについて報告した。
参考:配布資料(pdfファイル:1.7MB)

※本ページは、セミナーの報告のため、記載内容はセミナー開催当時のものです。

千葉県からの報告 : 「生物多様性ちば企業ネットワーク活動報告~里山保全活動とモニタリング~」


   千葉県生物多様性センター 副技監 熊谷 宏尚

 生物多様性ちば企業ネットワークの参加メンバーによる、千葉市谷当町の里山で始まったモニタリング調査の概要を報告した。