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第6回千葉県外来種対策(植物)検討委員会 会議結果概要

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第6回千葉県外来種対策(植物)検討委員会 会議結果概要
日時平成22年2月19日(金)午後4時~5時30分
場所県立中央博物館会議室
出席委員 木村 陽子   千葉県生物学会 会員
天野 誠   千葉県立中央博物館 上席研究員
谷城 勝弘   千葉県立佐原高等学校 教諭
古木 達郎   千葉県立中央博物館 植物学研究科長
県出席者 生物多様性センター2名
議題
    (1)会長挨拶(会長代理:古木委員)
    (2)第5回委員会の議論と結果の確認を含む最終報告書案の検討(資料1)
    (3)外来種植物の個別情報について(資料2・3)
    (4)その他
配布資料
資料1 「千葉県の外来種(植物)の現状等に関する報告書」案 (pdf形式1,410KB)
資料2 【外来種対策】についての記載案(pdf形式37KB)
資料3 報告書で使用する用語について(pdf形式24KB)
第6回 千葉県外来種対策(植物)検討委員会 主な議論と結論


2 第5回委員会の議論と結果の確認を含む最終報告書案の検討(資料1)
・本委員会が作成する報告書案として、資料1に基づき、検討された。
・印刷製本については、関係者に配布する分は行い、web公開は行う点と、来年度に改訂された動物編とともに一体として「千葉県の外来生物」についての県としての方針を作成する予定で、その際に印刷する点が事務局より説明された。
・「はじめに」のページは会長が執筆することとした。
・1作成の経緯の全文に「千葉県は」を追加する。
・IIIページの3)の「・生態系や人間の活動に与える影響が大きく,保全上重要な地域から優先的に対策を講じる。」は詳細を追加する案を事務局が作成し、再検討することとした。
・「4)情報収集と防除体制の確立」の1項目「・・・情報更新を行う必要がある」を「・・・情報更新を行うシステムを構築する必要がある」に変更
・4項目、「専門官」→「専門職員」に変更
・収集した情報の「情報公開」について項目追加する案を事務局が作成する。
・Vページ前文「分類できる」→「分類した」に変更
・全体に関し、難解な用語の解説を追加する。用語の選出は専門外の人にみてみらう。用語集の事務局案を作成する。
・V・VIページ 影響の分類が適性かどうか、分類毎の全種リストを各委員に配布し、例示種を検討してもらう。
・Vページ 分類番号313にメリケントキンソウを、314「アメリカアリタソウ」→「ゴウシュウアリタソウ」に変更
・Vページ 分類番号400の種数修正
・VIIページ前文 「分類できる」→「分類した」に変更
・分類番号300番の例示で、オニハマダイコン、コツブキンエノコロ、ユメノシマガヤツリ削除
・VIIIページ全文の2文目を全文削除
・IX命名者名が抜け落ちているものが多いので、検査して追記する。


3外来植物の個別情報について

・ランク付けについて、AAAに適した種はAABからランク修正作業をする。特定外来生物も修正作業の対象とする。事務局で修正対象リストを作成して委員に配布する。
・【外来種対策】については【侵入対策】とするが、記載文については、日付を定めて、委員に意見徴収する(資料2)。
・p.22,23,132,175,181の記載修正
・使用する用語について、1と2の案は了承された。
・3[生活形][散布形態]については、使用する用語説明を、千葉県植物誌に準拠して追加する。準拠していない用語についてはリストアップして、修正するか、用語として追加するかを検討する(天野委員と協議して行う)。
・[繁殖形態]については、「栄養繁殖」のタイプ分けを天野委員と協議して作成する。


4その他

・次回の委員会は3月25日(木)15:00~16:00に千葉県立中央博物館会議室で開催予定

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