◎シャープゲンゴロウモドキ回復計画(平成22年3月31日)
シャープゲンゴロウモドキは、体長30 mm に達する大型のゲンゴロウの仲間です。かつては水田などの一時的止水域で普通に見られた水生昆虫ですが、現在、シャープゲンゴロウモドキの関東型の生息地は、千葉県内の2ヵ所のみに激減しています。各生息地での個体数もわずかであり、最も絶滅の危機にさらされている生物の一つです。
シャープゲンゴロウモドキ
※こちらから千葉県シャープゲンゴロウモドキ回復計画(PDF:約0.7MB)をダウンロードできます。
(平成22年7月26日以前にダウンロードされた方へのお知らせ)
≪平成22年度の主な取り組み≫
- シャープゲンゴロウモドキ保全協議会の開催: 専門家・行政・NPO等で構成する協議会(平成20年度設置)を継続して開催し、課題の検討を行います。
- 系統保存: 鴨川シーワールド、千葉シャープゲンゴロウモドキ保全研究会によって、野生絶滅した生息地を含む地域個体群の系統保存を継続して行います。系統保存は、絶滅の回避とともに、将来的には遺伝的特性を考慮した上での再導入を目指して、実施していきます。
- アメリカザリガニの駆除: 生息地に侵入してしまったアメリカザリガニの駆除を定期的に行います。
- 生息地管理: 地元NPOにより、草刈や代掻きなどの生息地の維持・管理を行います。
- 生息環境の創出: 地元NPOにより、生息地付近に試験的に生息環境を創出し、その経過調査を行います。
- パトロール: 地元NPOによる監視など、採集者対策を行います。
- 観察会: 千葉シャープゲンゴロウモドキ保全研究会による、地元小学校の観察会・体験学習を引き続き年2回(予定)を実施します。
○回復に向けてのさまざまな問題点