千葉県では印旛沼とその流域において、特定外来生物のカミツキガメの定着・繁殖が確認されていることから、平成19年度に「千葉県におけるカミツキガメ防除実施計画」を策定し、計画的な防除(ワナによる捕獲)を実施しているところです。
 カミツキガメ
|  防除のようす |
○ 令和元年度カミツキガメ生息個体数の推定結果等について (外部リンク)(令和2年5月 更新)
○ 県事業(ワナによる捕獲)と市町村・警察等による緊急捕獲による、過去のカミツキガメ防除実績 new
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ワナによる捕獲 |
緊急収容(市町村・警察等) |
計 |
令和元年度 |
1425頭 |
172頭 |
1597頭 |
平成30年度 |
1998頭 |
261頭 |
2259頭 |
平成29年度 |
1259頭 |
170頭 |
1429頭 |
平成28年度 |
1187頭 |
273頭 |
1460頭 |
平成27年度 |
793頭 |
174頭 |
967頭 |
平成26年度 |
732頭 |
175頭 |
907頭 |
平成25年度 |
550頭 |
85頭 |
635頭 |
平成24年度 |
274頭 |
115頭 |
389頭 |
平成23年度 |
414頭 |
172頭 |
586頭 |
平成22年度 |
192頭 |
128頭 |
320頭 |
平成21年度 |
216頭 |
80頭 |
296頭 |
平成20年度 |
157頭 |
95頭 |
252頭 |
平成19年度 |
247頭 |
75頭 |
322頭 |
○ カミツキガメとは
カミツキガメは「外来生物法」の中で特定外来生物(生態系や人の身体等に影響を及ぼすおそれのある生物)として環境省から指定されている外国産のカメの仲間です。
カミツキガメはあごの力が強く、危害を与えられると感じたときに噛みつく恐れがあります。
○ カミツキガメを見つけた場合
もし、野外でカミツキガメを見つけた場合は、手を出したり捕まえようとせずに、速やかに地元の警察署もしくは市町村の役場等に連絡してください。
外来生物法では、特定外来生物の飼育・保管・運搬などが原則禁止となっています。
危険ですので、絶対に自分では対応しないようにしましょう。
また、法を知らないで飼育等していた場合などもカメを川に捨てたりせず、お近くの警察署か市町村の役場等もしくは当センターまでご相談ください。
* 注意喚起チラシ「カミツキガメに注意!」(pdf形式 409KB) ※クリックして下さい。(平成27年6月 更新)
○ 特定外来生物とは
特定外来生物とは、外来生物法によって指定された、海外起源の生物であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
特定外来生物は、飼育・保管・運搬などが規制され、その防除等を行うこととされています。地方自治体が防除を行う際には、関係者が連携し計画的に進めるための防除実施計画を策定し、主務大臣の確認を受けて行います。
* 千葉県におけるカミツキガメ防除実施計画書(平成29年3月改訂)(pdf形式 1620KB) new
* カミツキガメの根絶に向けた基本戦略・ロードマップ(平成29年3月改訂)(pdf形式 210KB) new
図1印旛沼流域における徹底的排除区の地図(pdf形式 232KB) new
表1生息密度に応じた流域区分の基準(pdf形式 30KB) new
図2&表2個体数変化のイメージ(pdf形式 110KB) new
* 千葉県・印旛沼水系の説明資料(カミツキガメ)について(環境省自然環境局の作成資料)